みなさん、こんにちは。
今日は前回のブログでお話しした「活版カレンダー」のご紹介をしたいと思います。
このカレンダーは弊社ノベルティとして“一過性ではない印刷物”“大切に手にとっていただける印刷物を”…との想いを込めて制作しました。
サイズはA6はがきサイズとなっており、用紙は“ボルダ/300kg”という紙を選んだ訳ですが、現代のオフセット印刷機では紙が厚過ぎて印刷が不可能な用紙でも、この活版印刷機の“プラテン機”では印刷が可能な所も素晴らしいです。
この“ボルダ”という用紙は、一般的にはパッケージに使用される紙ですが、裏面がクラフト色で表面がナチュラル&お洒落なアースカラーで6種類の色があって…用紙のサンプル帳を見て紙を選んでいる時から「こんなに風合いのある素敵な紙に活版で凹んだ印刷がされたら…どんなカレンダーが出来上がるんだろう?…。」と“ワクワク”してました。
表面は凹みを強調したかったので強めの圧をかけて印刷し、裏面は表面に影響が出ないようやや弱めの圧で印刷を行いました。
実際に出来上がったカレンダーを手にとってみて改めて“感動”です。何て表現したら良いのでしょうか…この感じ。どの色も素敵で、風合いのある紙に印刷された“凹み”の見た目と感触。ほんと素晴らしいです。
デスクに卓上カレンダーとして置いたり、手帳にはさんだり…いろいろなシチュエーションでもナチュラル&お洒落でありながら存在感もある、素敵なカレンダーが出来上がりました。
仮に同じ紙にプリンターで出力をしたとしても、ここまでの感動は難しいと思います。
こんなお洒落なカレンダーが芸術関係や美術関係、雑貨系の場所やお店やに置いてあったらどうなんだろう?…と、いろいろ想像が膨らんでしまいますね…。
日々、他にも活版のいろんな事を考えていますが、少しずつ目に見える形としてご紹介できればと思っております。
今後のきどの活版印刷“KIDO Letter Press”お楽しみに 。